オペ室(手術室)と病棟 看護師の勤務体制や求められることの違い

オペ室と病棟の勤務体制の違いで、看護師に求められることがどのように異なるのか見ていきましょう。
看護師なら当たり前に知っているであろうこともあえて掲載しています。

病棟の勤務体制

病棟の写真

病棟では、基本2〜3交替でその他に早出・遅出・午前のみ等様々な勤務体制をとっています。
各勤務者は自分の仕事がある程度片付けば次の勤務者へ引継ぐことが出来ます。

 

残業することも多々ありますが、自分の仕事の進み具合がわかるので終了時間は予測できます。休みは交替制のため毎週土日に休みが確保されるということはありませんが、勤務希望に沿って勤務表が作成されるので平日に連休をとって人ごみを避けての旅行も行きやすかったり、銀行回りもしやすいです。夜勤などをしていると規則正しい生活とは無縁となります。

 

病棟は勤務体制がそれぞれの病院により多少違いはありますが、「だいたいこんなもんだろうな」と予測できます。

 

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オペ室の勤務体制

オペ室の写真

オペ室の勤務体制は、通常、オペ自体が平日・日中の決まった時間に行われますので日勤が通常勤務となります。

 

オペ室には日勤の残り番や夜間待機の当直当番がありオペが長引けば交替することもあります。しかし、定時を過ぎて残り番や当直看護師と交替したとしても定時を越えたオペ件数が多ければそのまま日勤者も残業となるため、勤務終了時刻が予測できません。

 

またオペ室看護師には土日祝日等にオンコール当番(自宅待機や病院待機など病院により様々です)があり緊急オペが必要な時は時間を問わず呼び出されるので、すぐに駆けつけられるように準備していないといけません。休日は基本カレンダー通りなので病院関係者以外の友人や家族とは休日が合うので一緒に出かける計画は立てやすいです。

 

当直はありますが、夜間まで続くオペや緊急オペが少ない病院では規則正しい生活ができます。病院によって体制もオペ件数・内容もかなり差があるため「オペ室勤務はこうだ」と断言できないのがオペ室です。

 

また、オペ室勤務と病棟勤務では求められていることが似ているようで違います。

オペ室勤務では・・・

オペの内容により使う器具が違い、また病棟で使う器具とは比べ物にならないくらい種類も多い

それらの器具の名前と使用目的をしっかり頭と体に叩き込んでおく必要があります。また準備・術中・術後の器具の数管理などは徹底しています。

流れを把握し、次を予測する力

医師に言われた事を行うのではなく、オペの流れを理解し次を予測し医師の求めるものを言われると同時に出せるようになる必要があります。

閉鎖空間における総合的な体力

スタッフは毎日同じフロアで顔を合わせます。また閉鎖された緊張感のある空間は通常とはかけ離れているため、円滑に仕事を行うためにも高いコミュニケーション能力と忍耐力が必要とされ、長時間のオペに対応できる体力も必要となってきます。

病棟勤務では・・・

幅広い看護

患者の抱える疾患だけでなく、生活・社会背景を理解しての看護・介護が必要です。またその範囲は身体面に止まらず精神面・患者の家族などどこまでも広がります。

自分で考えて対処する力

常に医師がその場にいる訳ではないので、自分で考えて行動する場面が多いです。また看護内容を独自に工夫したり展開していくことができます。そのため応用力や広い視野が求められます。

基本を踏まえて現実に対応させる

病棟ではECGモニターをはじめ機器類が限られた数しかないので、あるものを上手く活用したり、検温や症状・表情・動作・話し方・食事量などの些細な変化を見逃さず患者から得られる多くの情報から総合的に判断し見極めていく力が必要になってきます。

 

よく部署間でのぶつかりあいの話を聞きますが、患者がよりよい看護・医療を受けられるよう、情報が抜けないよう円滑に申し送りが出来るよういらぬ抗争は避けたいものです。部署は違っても同じ病院で働く同僚として自分の欲しい情報は同じように相手も必要に感じているということを心に留めて働きましょう。

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