眼科病棟 看護師の業務内容と求められること

眼科病棟は眼科単独の病棟よりも、他の診療科との混合病棟となる場合が多いです。

 

眼科病棟の特徴は手術が多いことです。
病院により異なりますが、眼科の手術は早ければ1時間以内、長くても3時間程度といったように殆どが短時間で終了する為、外科病棟と違い1日に7〜8件手術があることも珍しくはありません。
病棟では術前・後の説明や指導・点眼やルート確保・前投薬等の処置・観察は看護師の仕事となります。1日の手術件数が多いとはいってもその多くは白内障・緑内障・網膜剥離などが主となり忙しさは感じますが看護内容もルーチン化されているので慣れてくると苦にはならないでしょう。しかし同じような処置が多いからこそ、薬間違いや患者間違い、時間間違いといったヒヤリハットが起こりやすいため確認に確認を重ねて慣れによる注意不足に陥らないようにしなければなりません。

 

また眼科病棟ですので、視力の低下・不安定な状態の患者が多く服薬・食事・排泄といった日常生活のケアや検査等の移動介助が必要となってくるので、そういったケアも看護師の重要な業務の一つです。一見どの病棟でも行っている看護内容ですが、視力低下という条件が加わるだけでその内容は言葉一つからしてよりキメ細やかな患者に寄り添ったものでなくてはなりません。
見えている者には見えない者の視点がわかりません。ここあそこではなく左右を言葉にして明確にしたり、背中を押したり手を引くのではなく看護師の肘や腕を持ってもらうなど看護の基本である自分本位でなく「患者の立場に立つ看護」がより重要になっています。眼科では患者の入院日数は短期の事が多く入れ替わりが激しいため一人の患者さんとじっくりゆっくりといった看護ではなく展開の早い看護が必要になってきます。

 

眼科病棟は混合病棟が多い故に眼科看護だけではなく他の診療科の看護も学ぶ必要があります。眼科は使用する薬が持病により使えないこともあったり持病があったり、多くの診療科と密接に関わってくるので他の診療科も広く学ぶ必要があります。