病棟の看護師数と働きやすさの関係

看護師の数や働きやすさを把握する上で看護師の配置基準は重要な情報となります。
1日24時間を平均して入院患者1人に対する看護職員の人数に応じて以下のように区分されています。
(※医療法に規定されている基準では一般病床の看護職員数は入院患者3人に1人以上です)


○15対1:入院患者15人に対し常時看護職員が1人以上。その最小必要数の4割以上が看護師。平均滞在日数は60日以内
○13対1:入院患者13人に対し常時看護職員が1人以上。その最小必要数の7割以上が看護師。平均滞在日数は24日以内
○10対1:入院患者10人に対し常時看護職員が1人以上。その最小必要数の7割以上が看護師。平均滞在日数は21日以内
○ 7対1:入院患者 7人に対し常時看護職員が1人以上。その最小必要数の7割以上が看護師。平均滞在日数は18日以内
さらに看護必要度の基準を満たす患者を1.5割以上入院させる病棟であること。
(中医協、個別改定項目についてより引用:http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000035826.pdf

この区分によって診療報酬も異なり7対1が一番収益力が高い病院となります。
もちろん看護師の数が多い7対1看護の病院が看護師からも人気があり離職率も低い傾向にあります。また大きい病院ほど7対1看護をとっている為看護師求人も多くなります。しかし看護師が一定以上超えると病院は赤字になり基準を下回ると10対1に戻らざるを得なくなり看護師数を減らすということにも繋がります。

 

では働く看護師の立場からみて考えて見ましょう。

 

1人で看る患者の数が多いのと少ないのではどちらがより充実した看護が可能でしょうか。考えるまでもありませんよね。病棟内の看護師が多ければ夜勤の回数も減り休日も取りやすくなり無理のない勤務が可能になります。また少ない人数で時間に追われながら行う看護よりも担当患者としっかり向き合える看護の方がやりがいもありますよね。より手厚い看護・高度医療への対応・安全の確保が図れます。看護師の人数が多めの病院では受け持ち制・少なめの病院では機能別で働く場合が多いでしょう。
同じ7対1でも基準ギリギリの場合だと逆に働きにくい病院となることもあります。7対1の病院に転職した結果、以前の余裕のある10対1の時の方が働きやすかったという話も珍しくはありません。

 

また数字を見れば一目瞭然ですが、15対1だと看護師の割合は低く設定されていますので、残りは他の看護職員ということになります。資格を持たない看護助手だけの病院もあれば、介護ヘルパーや準看・看護助手(看護学生やその他)といった場合もあります。数字だけでは実情は分かりませんよね。しかしベッド数と看護師数から実際の割合をみるとどのくらい看護師が充実しているかがよくわかります。このように職場を探す際には看護師の配置基準の確認と同時に看護数の充実度を調べ欠勤した時の体制が整っているかも把握しておきたいですね。

 

看護師求人サイト・紹介サイトでは情報量が豊富で、あなたの気になる情報も即座に検索することが出来ます。看護師を獲得したい病院・施設がサイトに支払って情報を載せている為、それを利用する看護師側には費用が一切かからない為安心して利用できます。